最近、ビジネスの分野やインターネットニュースなどでチラホラ見かける「デジタルサイネージ」の文字。これは一体何を意味する言葉なのか、と疑問にお思いの方も多いのではないでしょうか。デジタルサイネージとは、屋内・屋外やお店の軒先、駅などの公共交通機関などさまざまな場所で、液晶・ディスプレイなど電子的な表示機器を使って、情報を発信するシステムを指します。これらは、液晶ディスプレイの発展、そしてWi-Fi・無線LANなどのデジタルネットワークの普及・発展に伴い成長していった分野です。

身の回りで言えば、ビルに取り付けられた巨大な液晶ビジョンや、駅・空港などの案内掲示板など身近な所で溢れているシステム。他にも、ショッピングモールや小型店舗、大学・病院・ホテルなどにも急速に浸透していきました。「案内掲示」「広告」の2点で主に使用されてきました。現在では、電車の中にモニターが掲げられ、停車駅の案内だけだった車内にも、沿線の案内や路線情報、そして鉄道会社が企画する旅行プランの案内など、案内掲示・広告の2つの面で使用されています。

今後デジタルサイネージの市場はどんどん拡大していくと言われ、芸術・映像などさまざまな分野で活用されていくことでしょう。例えば大阪にある大坂城でのライトアップショーしかり、大きく拡大しつつあるジャンルであり、テレビ・パソコン・携帯電話に次ぐ、「第4のメディア」として今後の動きが注目されています。

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