「デジタルサイネージ」とは何かと簡単に申し上げますと、電子看板のことを意味します。空港・駅のホームや通路、街頭やビルの壁などにあるテレビコマーシャルのような画像を見る機会も多いのではないでしょうか。デジタルサイネージはアルファベットでDigital・Signageと表記し、表示と通信にデジタル技術を活用して平面ディスプレイやプロジェクタなどによって映像や文字を表示する情報・広告媒体で、内蔵記憶装置に多くの表示情報を保持することができますので、必要ならば秒単位で表示内容を切り替えることも可能ですし動画を流すこともでき、さまざまな映像広告を展開できる仕組みになっています。デジタルサイネージは広告媒体であれば、新商品やキャンペーン情報などを動きのあるコンテンツで効果的にアピールできますし、スケジュール予約もできるのでタイムセールにも対応できますし、その時々の混雑状況や待ち時間の表示にも合わせて利用できますので最適です。
公共施設での利用の場合、市役所・図書館・駅・バス停など多くの人が集まる場所で、案内表示に利用できたり、リアルタイムの運行状況を表示したり災害が起こったときに防災情報を自動配信することも可能ですので、天気予報やニュース・防災情報・熱中症予防など私たちの生活に密着した情報を提供してくれるコンテンツになりつつあります。また建設現場などでは、建設事務所などに設置し情報共有に活用するほか仮囲いに設置し近隣住民の方へのお知らせにも利用できますし、現場に設置したカメラと連携することで離れた場所から現場の状況を確認することも可能になるなどデジタルサイネージには多様な利用方法があります。